皆さんはふるさと納税されていますか?
「ふるさと納税、興味あるんだけどよく分からなくてやったことないんだよね」という方に向けて、ふるさと納税について書きたいと思います。

*私のふるさと鳥取の「新甘泉」めちゃくちゃ甘いです!
ふるさと納税ってなに?
通常、個人の税金の支払いは所得税として国に納めるものと住民税としてお住まいの地方自治体に納めるものがあります。
例えば私の場合、さいたま市に住んでいるので埼玉県・さいたま市に毎年住民税を支払っています。私は大阪生まれ、鳥取育ちなのですが、社会人になってからは京都府→東京都→埼玉県の住民だったので、その時その時の各自治体に納税をしていることになります。ということは、生まれ育った大阪府や鳥取県には全く納税をしていないということになります。
同じように地方で育って進学や就職を機に都会の方へ移り住む方は結構いらっしゃるのではないかな?と思うのですが、そうすると税収が都会に集中してしまうという問題もあり、この自分が納める税金の一部を、ふるさと含め自分が応援したい地域に「寄付」という形で納税することができる制度がふるさと納税です。
手続きはどうなるの?
まず、ふるさと納税の寄付をするところからですが、ふるさと納税のポータルサイトはたくさんあるので、「ふるさと納税」と検索して、色々とみてみましょう。ふるさと納税には素敵な返礼品がたくさんあり、食いしん坊な私は見ているだけでも結構楽しいです。
一般的なネットショッピングと同じような流れで、ふるさと納税としての寄付をポータルサイトからできますので、気になった地域に寄付をしてみましょう。
1つだけ注意点として、収入や家族構成に応じて、納税として寄付できる上限額が変わってきます。例えば、独身の方で年間の給与収入が450万円であれば上限額の目安は52,000円とされています。上限額を越えて寄付をした場合は、納税ではなく純粋な「寄付」となるので、そこだけ注意が必要です。
無事に寄付をした後の流れとしては、「寄附金受領証明書」という書類が届くので、そちらを基に寄付した年の翌年3月15日までに確定申告を行います。特例として、ふるさと納税を行う自治体先の数が5団体以内である場合は、「ふるさと納税ワンストップ特例」の申請をすることで、確定申告は不要になります。
ポイント還元が2025年9月末で終了
ふるさと納税のポータルサイトでは、ポイント制度があるものもあり、ポイ活としても活用されていましたが、2025年10月以降はポータルサイトでのポイント還元については禁止となりました。その影響で、9月末まで各ポータルサイトでは様々なポイント還元企画が行われており、通常よりかなりお得にふるさと納税ができる状態になっています。ふるさと納税を検討されている方は、今年はこのお得な期間にふるさと納税を行うことをおすすめします!
私も毎年どこに寄付をしようかな?とふるさと納税を楽しんでいますが、思い出に残っているのが、主人のふるさとにふるさと納税をしたときのことです。主人のふるさとは群馬県桐生市なのですが、私の好きなコールドストーンアイスの加工が群馬県桐生市で行われているそうで、主人のふるさとということも相まってそちらに寄付をしました。寄付の時に自分の寄付金の使途を選べる仕組みになっており、桐生へ行った際に娘と遊びに行かせてもらっている桐生が岡遊園地・動物園の整備事業がその中にあったのでそちらを選んで寄付をしました。ふるさと納税を通していつもお世話になっている場所へほんの少しでも寄付ができたと思うと、なんだか嬉しい気持ちになったので、「どこに寄付をしようかな?」と迷っている方は、ご自身のゆかりがある場所から始めてみることをおすすめします。
